【彩の国】地下に龍がいる!!
国道16号を埼玉県から千葉県へと走っていると、巨大な凧の看板が立てられた公園と、
「←龍Q館」という案内標識がある町があります。「りゅうきゅう…かん?」どんな施設か
想像もつかないですが、前々から気になっていたので車を飛ばしてみました。
場所は旧庄和町(現:春日部市)隣の杉戸町もそうだったけど、黄色に実る稲穂がきれい。
案内板に沿って尋ねてみると、利根川の土手の上、河川を守るような存在感で大きな建物がありました。 そこは『首都圏外郭放水路』という世界でもまれな規模の治水プロジェクトの司令部で、
なんと中川・綾瀬川といった近隣の中小河川を地下トンネルで利根川と結んでしまったそう
です。2階の一角が展示施設『龍Q館』となっており、映像と模型で概要を見学。CG映像
では突如人類に牙を向く洪水と、それに立ち向かう龍が大迫力で、世界でも稀な大プロジェクトなんだぞという気迫を感じました。
(娘はあまりの轟音と閃光に泣くかなと思ったけど…反応なし)
でもここまでの映像を作らなくても、断面図の模型を見ただけで龍をイメージできるとは思う。(^^;;;
地下も見られるかな、と期待したのですが、残念ながら地下の施設そのものは平日のみ
の予約制で、2ヶ月先まで埋まっているとのこと。一度行ってみたいが…突如水が流れて
きたらと考えると、吉見百穴や日吉の防空壕より怖いなぁ。
建物を出て、利根川を向いた木製の展望台にも登ってみましたが、豊かな緑とそよ風が
気持ちよかったです。
で、凧は…と思ったけど時間の都合で割愛、大学生の時に白根市(新潟県)で見たから、
まぁ、いいかなぁ。
首都圏外郭放水路インフォメーション
http://www.g-cans.jp/index.html
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